センバツ高校野球に、初出場のエナジックスポーツ高等学院
“野球スタイルが新しい”と、注目を集めました。
しかし、その一方で批判や疑問の声もあります。
この記事ではエナジックスポーツについて調査しました。
【センバツ】エナジックスポーツの野球が新しすぎる!
センバツ高校野球大会4日目に、エナジックスポーツ高等学院が愛知の至学館高校と対戦。
8対0で勝ち、甲子園初勝利を挙げました。
その時、話題になったのが「ノーサイン野球」です。
高校野球では比較的珍しいスタイルの、ノーサイン野球の意図とは?
【センバツ】エナジックスポーツのノーサイン野球とは?
ノーサイン野球が話題になったエナジックスポーツ高等学院。
ノーサインと言うだけあり、監督からのサインはありません。

サインがないため、選手は監督のいるベンチを見ないようです
ノーサイン野球は、“選手自身が考えて、その瞬間瞬間で勝負していく”という、野球を楽しむスタイルを大切にしています。
エナジックスポーツの神谷監督は、“タイム”を取るタイミングも選手達にお任せ。



そのため、監督はベンチでやることがないそうです
選手達と監督の信頼があってこその野球スタイルと言えるでしょう!
エナジックスポーツ高等学院とは?
2021年エナジックスポーツ高等学院は通信制として開校し、野球部は2022年に創部。
校舎は沖縄県名護市の、山と海に囲まれた小さな集落の中にあります。



近くの海岸で走り込みをすることも!
「立地的に最高なのでは?」と思ってしまいます。
しかし、エナジックスポーツのグラウンドは長方形。
シートノックができないため工夫をして練習をしているようです。
この辺りは壱岐高校と少し、似た点があるかもしれません。
エナジックスポーツの横断幕が新しすぎる!
エナジックスポーツ高等学院が話題になったのは、ノーサイン野球だけではないようです。
TVに映った横断幕がSNSで話題に!
エナジックスポーツの横断幕がかわいい😍#高校野球 #センバツ #甲子園#スマイルポップコーン pic.twitter.com/SP6YwzjvSP
— かい (@canon_boys) March 21, 2025
エナジックスポーツ野球部のスローガンは『疾風迅雷(しっぷうじんらい)』
「非常に速く行動すること」や「物事を電光石火のように素早く行うこと」を表しています。



もう1つ注目なのが『スマイルポップコーン』です!
「ポップコーンがはじけるような笑顔でプレーする」という意味が込められています。
野球を楽しむエナジックスポーツにぴったりのスローガンですね!
批判の理由とは?



話題に上がれば、批判もでてくるのでしょうか?
エナジックスポーツ高等学院は、野球とゴルフに特化した学校のようです。
午後からの授業は、ほぼスポーツに特化したカリキュラムが組まれています。
これに対し、
通信制だから野球ばかりやっていて、勉強していないのでは?
との批判や、疑問に思う人がでてきたようです。
しかし、エナジックスポーツは2024年から全日制が併設。
本校では「商業と英語」に係る科目をカリキュラムに組み、実践的な授業を導入することで、ビジネス系の資格に挑戦できる体制を整えています。在学中に各種検定1級取得を目標に文武両道な人材を育成します。
学校法人 大城学園 エナジックスポーツ高等学院 HPより
野球部員も寮で暮らし、全日制で学んでいるそうです!



3年間で高校卒業に必要な単位を取得できるので、特に問題ないと思われます
まとめ
いろいろ新しすぎて話題に上がる、エナジックスポーツ高等学院。
新しい発見があるからこそ、見ていてこちらも楽しくなってしまいます。
沖縄の強豪『興南』を打ち破った新星が、甲子園の常連になってくるのか今後注目です!